ラブ（ややこしい編）｜エロ漫画（湯本寿々）s152asikr00247

本作は、湯本寿々によるデビュー単行本で、クセのある登場人物たちがそれぞれの関係性の中で揺れ動く人間模様を描いた短編集です。

メイン収録作の『セックスおあずけ』では、自分の声を気にする彼氏と、そんな彼に対して「もっと近づきたい」と思う彼女のすれ違いとドキドキが中心に展開。
『プールサイドでつかまえて』では、水泳に夢中な彼女と、その熱量についていけない彼氏との微妙な温度差が描かれます。
また『ふたりは悪党』では、脱衣麻雀を使って接待を仕掛ける女上司と、巻き込まれる後輩のコンビ。
『誰でもいいけど』では、女たらしだけど負け続きで弱気な男と、飲み会で隣になった女性の予測不能なやり取り。

さらに描き下ろしのおまけでは、それぞれの物語の“その後”を覗けるアフターストーリーが収録され、作品世界をより深く楽しめる構成となっています。

いや〜これ、まさに“クセのあるキャラ図鑑”って感じで最高でした！
どのエピソードも「あるある」をちょっと誇張したような人間臭さがあって、読んでいると「わかるわかる〜！」って頷きながらクスクス笑っちゃうんですよ。

特に『セックスおあずけ』の彼氏の挙動不審っぷりはニヤニヤが止まらない。彼女がストレートに歩み寄るのに、彼は自意識に引っ張られてぎこちなくなる。その温度差が絶妙で、読んでる側は「早く素直になれ！」って突っ込みたくなります。

『ふたりは悪党』の麻雀シーンもいい意味で破天荒で、上司の小悪魔っぷりと後輩の困惑がコントラストになっていてテンポが心地よい。
そしておまけの“その後”があるのもズルい！ こういうアフターを見せられると、キャラへの愛着が一気に増すんですよね。

総じて「ちょっとこじれた愛しい人たち」を描くのが上手くて、クセになる短編集でした！

ラブ（ややこしい編）はHitomi、RAW、hentaiで見れますか？

2025年8月時点ではHitomi、RAW、hentaiで配信されていないようです。

安心して視聴するならFANZAなどの正規配信サイトを利用するのが安全です。