コミックホットミルク2025年12月号｜エロ漫画（からあげチャン）s011akamj02671

今号は、日常ほのぼの系あり、ドタバタ系ありの“読み応えバラエティ”。
表紙イラストはからあげチャンによる柔らかな雰囲気の一枚で、誌面の華やかさを底上げしてくれている。

カラーコミック枠では、くびなが『マジコイ彼女』が登場。
帰宅した相手を全力で迎えようと頑張るヒロインが、サービス精神だけで暴走気味になる姿が印象的。明るくて勢いのある作風が、最初の扉から一気に読者を引き寄せてくる。

オリジナルラインナップは、とにかく振れ幅が広くて面白い。
湯けむり銭湯コメディの蛹虎次郎『よくよく』では、画像にもあった“人情×ドタバタ”の空気がしっかり再現されており、昭和テイストな銭湯の空気感がクセになる。
さらに、SNS裏アカ系の桜庭六輔『裏垢やめたい！』は、身近なインターネット文化と恋のすれ違いを掛け合わせた現代ネタで、共感型のモヤキュン展開が刺さる。

“キャラの個性で読ませる”タイプの作品も多く、
・体格差ギャップで心が揺さぶられる山草遊『でっかいは可愛い！！』
・距離感が近くなっていく感情描写が光る宏式『キミとの壁が、なくなる日まで』
など、読後にキャラが脳に残る系のタイトルが並ぶ。

ページをめくるごとにジャンルが切り替わるので、
「次はどんな作品だ？」とワクワクしながら読める構成になっているのが最大の魅力。

今月のラインナップ、“感情のジェットコースター”という表現がしっくりくる。
ほっこり→笑い→キュン→シリアス気味→カオス…と、情緒を揺さぶってくる順番が絶妙で、編集の仕掛けが上手い。

中でも、画像に映っていた銭湯パートがある『よくよく』の空気感が最高。
昔ながらの銭湯で、常連と若い利用者とのやり取り…あの“さじ加減の効いた距離感”がリアルで、読んでいて思わずニヤついた。湯けむりの描写、のれん、桶、昭和のタイル…背景まで情報量がしっかり詰め込まれているのもポイント。
単なるファンサではなく、“情景ごと味わわせる系”の作品。

そして『裏垢やめたい！』は、SNS文化に刺さりすぎる。
裏アカで発信していた相手が、実は身近な人だったという展開は、もし自分が当事者なら心臓がもたない…というレベルのリアルさ。
「知り合いには見られたくないけど、誰かには見てほしい」というネットあるあるを、物語としてうまく料理していて、読後に妙な余韻が残る。

全体として、“大人向けエンタメ誌”としての幅と濃度がしっかり確保された号。
とにかく飽きない。むしろ何度か読み返したくなる構成。

コミックホットミルク2025年12月号はHitomi、RAW、hentaiで見れますか？

2025年11月時点ではHitomi、RAW、hentaiで配信されていないようです。

安心して視聴するならFANZAなどの正規配信サイトを利用するのが安全です。