隣人がち〇ぽ借りに来る話｜エロマンガ（ぽちたろ）b915awnmg02618

仕事漬けの毎日に、プライベートはゼロ。33歳・独身、休日すらデスクワークに追われる主人公が住んでいるのは、隣室の生活音まで聞こえてくる年季の入ったアパート。そんな環境で、ある日突然、隣人との距離が一気に縮まる。

隣に住んでいるのは、気さくで明るい雰囲気を持つ女性・七海さん。どうやら彼女、何かと理由をつけて部屋を訪ねてくるらしい。最初は驚きつつも、何度も顔を合わせるうちに、少しずつ不思議な関係が築かれていく。

本作は、SNSで話題を集めたシリーズをはじめ、ぽちたろ氏の代表作をまとめた初単行本。描き下ろしの後日談に加え、同人で人気を博したエピソードも完全収録。キャラクター同士の掛け合いや、独特のテンポ感がクセになる。

さらに、メイドとして一日限定で働く女性の奮闘を描く『出張メイドの心得』、初めての場所で予想外の体験をする『絶頂リフレ』など、多彩なシチュエーションを盛り込んだ作品が揃う。肩肘張らずに読める、どこかユルくてクセになる短編集。

この作品、ただの「隣人との距離感が近すぎる系ラブコメ」かと思いきや、読み進めるごとにジワジワ来る設定の濃さがヤバい……！

まず注目したいのは、ヒロイン・七海さんのキャラ造形。見た目は柔らかい雰囲気ながら、言動は常に予想の斜め上。たとえば、「今日もおちん……いいですか？」というようなセリフ（※伏字の中身はご想像にお任せ）をサラッと言ってのける場面、読んでるこっちは心拍数が跳ね上がる。

しかも、ただのギャップ要員では終わらない。スーツ姿の福島さん（サイドストーリーで登場）もまた別路線の魅力で、「お堅い系の見た目からの、まさかの展開」で読者を引き込んでくる。これは完全にダブルヒロイン構成として機能していて、それぞれに刺さる要素がしっかり用意されているのが強い。

一方で、主人公の設定もまた絶妙。33歳・彼女なし・休日も仕事に追われる生活……そんな背景が細かく描かれているからこそ、隣人の突発的な訪問が物語として映えるんだよな。しかも、やたらと非モテ感がにじみ出てるのに、なぜか展開は急接近。リアリティとファンタジーのバランスが絶妙すぎる。

特に、作品を通して感じるのは、「静かな日常に唐突に侵入してくる非日常」というテーマ性。七海さんのノックひとつで、何も起きないはずの休日が急変する。その感じがクセになるし、サイドエピソードの福島さんも含めて、どのキャラも“ただの記号”じゃなく、ちゃんと生活してる人間として描かれているのがポイント高い。

描き下ろしも充実していて、「読後の満足感」を超えて「まだ読みたい」という欲が出てくるタイプの作品。タイトルで判断せず、ぜひじっくり味わってほしい一冊。

隣人がち〇ぽ借りに来る話はHitomiやhentaiで見れますか？

2025年7月時点ではHitomiやhentaiで配信されていないようです。

安心して視聴するならFANZAなどの正規配信サイトを利用するのが安全です。