糸を撚る｜エロ漫画（高柳カツヤ）b064bcmcm02546

前半は、職場でのゆるい会話から始まる日常パート。気心の知れた同僚同士が軽口を交わしながら、仕事終わりの空気をまとって過ごしている様子が描かれている。
一方で後半はガラッと雰囲気が変わり、山奥のバス停で雨宿りをしている女性が登場。ランニングの途中で大雨に捕まり、ずぶ濡れ状態のまま衣服を乾かそうとする場面が続く。
やがてそこへ男性がやってきて、気まずさと笑いが入り混じる空気が流れ、ふたりの距離がほんの少し近づく予感が漂う。
都会の生活感と田舎の静けさが交互に描かれ、作品全体の緩急が心地よく感じられる流れになっている。

いや〜この回、空気の温度差が最高だった！
冒頭のオフィス組、あのゆる〜い距離感がめちゃくちゃリアル。休憩スペースでダラっとしてる感じ、「こういう同僚いるよな…！」って共感の嵐。スマホをぽちぽちしながら会話が続くあの間合い、作者の観察力が光ってる。

山のバス停パートに突入した瞬間で一気に空気が変わるのがめちゃ好き。
大雨に降られてぐしょ濡れ…なんだけど、演出はあくまで生活感路線で、湿度まで伝わる描写がエグい（良い意味で）。
女性の表情も「もう今日はついてないわ…」的なリアリティがあって、読む側が自然と応援モードになる。

そこに現れる男性！
いやこの人もびしょ濡れで、2人の見た瞬間の「あっ…どうも…」みたいな空気が可愛い。
しかも彼が思わず笑い出すシーン、あれずるい。疲れた日常の中でふっと笑っちゃう瞬間って、めっちゃ刺さるやつ。
この二人、ここから何か始まっちゃうんじゃ…と勝手に妄想スイッチが入ってしまう展開で、読んでいてめちゃ満足。

背景の描き込みも相変わらず神で、雨の粒や木々の密度がそのまま湿度として伝わってくる。
「日常の中にふいに生じるドラマ」の描き方が本当にうまい回。

糸を撚るはHitomi、RAW、hentaiで見れますか？

2025年11月時点ではHitomiで配信されているようです。

安心して視聴するならFANZAなどの正規配信サイトを利用するのが安全です。