理痴的ヴィーナス【デジタル版限定おまけ付き】は、作家ゆりしましろが制作したアダルトマンガ単話です。

理痴的ヴィーナス【デジタル版限定おまけ付き】 無料漫画
理痴的ヴィーナス 全8編+デジタル限定プロット集付き






















































理痴的ヴィーナス【デジタル版限定おまけ付き】 作品情報
シリーズ名 | 理痴的ヴィーナス【デジタル版限定おまけ付き】 |
---|---|
作家 | ゆりしましろ |
レーベル | WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL |
出版社 | ワニマガジン社 |
ページ数 | 177ページ |
配信開始日 | 2025/06/26 |
ファイル容量 | 320MB |
作品紹介
『理痴的ヴィーナス【デジタル版限定おまけ付き】』は、ギャグやファンタジーを軸に、さまざまなシチュエーションで展開される短編集です。クールな外見とは裏腹に、個性的な反応や行動を見せるヒロインたちが登場し、非日常的な展開がテンポよく描かれています。
収録されているエピソードは以下のとおりです:
1.翻弄!サイキっくす
偶然手に入れた能力が、クラスメイトとの関係に影響を及ぼしていく物語。
2.妄想!サイキっくす(描き下ろし)
表紙ヒロインが登場する続編。認識のズレをきっかけに起きる予想外の展開を描写。
3.初体験カウンセリング
結婚相談所での再会から始まる、過去と向き合うストーリー。
4.がんばれカノンちゃん
撮影現場でトラブルに見舞われながらも奮闘する女優を描いた一編。
5.童貞たちの神になる
人気コスプレイヤーの裏の顔と、ファンとの意外なやりとりが見どころ。
6.王子様ご乱心
名門女学院で“氷の王子”と呼ばれる生徒の知られざる日常。
7.Teaching diary
あるメイドの失敗と、その後の教育をテーマにしたエピソード。
8.はみだすふたり
職場の飲み会がきっかけで距離が縮まっていく同期ふたりの交流譚。
さらに本作には、デジタル版限定の未公開プロット集と、描き下ろしのアフターストーリーが付属しています。さまざまなタイプのキャラクターたちが登場し、それぞれの背景や関係性が丁寧に描かれている点が魅力です。
翻弄!サイキっくすレビュー
読心能力を持つ滝くんが、自分の力に振り回される様子がリアルに描かれていて引き込まれました!特に、他人の「心の声」が勝手に流れ込んでくる描写が秀逸で、彼の疲労感にすごく共感できます。
中盤の展開では、まほちゃんの「告白っぽい誘い」にドキッとする滝くんの妄想と現実のギャップが面白い!でも実際は、彼の能力を監視する「能力領域治安維持委員」のメンバーだったという衝撃の展開……!能力制限されるシーンでは、まほちゃんの毅然とした態度と、滝くんの混乱っぷりの対比が印象的です。
さらに後半では、「洗脳」レベルでクラスメイトに影響を与えていたことが発覚。本人がまったく無自覚だったという点が、逆に怖さと哀しさを感じさせます。まほちゃんの「やはり気付いてないんですね」というセリフには重みがありました。
ギャグとシリアスが良い塩梅で混ざっていて、キャラ同士の関係性がこれからどう動いていくのか気になります。あと、まほちゃんのビジュアルが圧倒的に華やかで、制服+リボン+両団子ヘアの組み合わせが正義ですね……!
妄想!サイキっくすレビュー
冒頭から漂うのは、「滝くん」という男子生徒を巡る“監視と警戒”の空気。英語教師の息吹まほろ先生が、クラスの秩序を守るために「滝くんの見張り役」として日々目を光らせている様子が描かれています。
彼女は見た目に反して非常に冷静で分析的。力を「制限」されていると明言される滝くんは、ただの生徒ではなく、なにかしら超常的な力を持つ存在――しかも、まだ危険要素を抱えていると推察されます。
特に印象的だったのは、まほろ先生が「頭の中を覗かせてもらいますよ」とペンをくるくる回しながら静かに念じるシーン。彼女の“読心”の超能力と、対する滝くんの無防備な表情のギャップが面白い!表面上は穏やかでも、クラスの裏では緊張感が走っていることがしっかり伝わってきました。
初体験カウンセリングレビュー
正直、読み始めた時はちょっとしたラブコメかなと思ってたんですけど、意外にもグッとくる話でした。清田くんが最上さんとあの雰囲気になったにもかかわらず、突然「トイレ……!」と逃げるように部屋を出るシーン、めちゃくちゃ気まずくて見てられなかった……。あれはもう、緊張とパニックの極みですよね。
最上さんの「帰るね」っていう一言も、短いのにすごく刺さるんですよ。あの沈黙のあとにあれはずるい……。
で、そこからの再会がまさか婚活カウンセリングの場って、展開としては少しご都合っぽさあるのに、逆にそれが良かったです。偶然っていう名の再接続、みたいな。
しかも最上さん、すっかり大人になってて落ち着いてるし、清田くんはスーツ着てても中身はあの頃のまま引きずってて、その対比がまた切ないんですよねぇ。
「女性関係にトラウマがある」ってアンケートに書いてた内容が、そのまんまあの出来事って気づいたとき、読み手としても「あっ…」ってなる。
最上さんが「これ、私のことですよね?」って静かに確認するシーンは、本当に優しくて、怒るでもなく責めるでもなく、ただ“覚えててくれたこと”を受け止めてくれてる感じがしました。そこがたまらない。
そして地味に印象に残ったのが、清田くんが持ってきたチラシに対して、最上さんが「私が配ったやつです。持ってきてくれて嬉しいです」って微笑むところ。こういうさりげないやりとりが、ものすごく沁みるんですよね。派手な演出なんていらないって思わせてくれる。
最後の「このあと、空いてますか?」っていうひと言、あれがまた絶妙でした。過去をなかったことにするんじゃなくて、ちゃんと向き合ったうえで進もうとしてる感じがして。変にロマンチックぶってなくて、でも確かに前に進もうとしてる2人の空気がちゃんと伝わってくるんですよ。
この作品、ラブストーリーというより「再会と赦し」の話って感じですね。あの時うまくいかなかった2人が、時間を経てちゃんと話すことができるって、それだけで泣けるじゃないですか。共感できる人、多いんじゃないかな……と思います。私もいろいろ思い出しながら読んでしまいました。
童貞たちの神になるレビュー
「承認欲求」って、やっぱり現代において一番身近で、そして一番厄介なものなのかもしれない。
この作品を読み終えたとき、真っ先にそう感じた。
ユイさんは、ただ“可愛い女の子”としてバズったわけじゃない。最初はほんの出来心で始めた配信やSNSが、「童貞の神」なんて異名を与えられるほどに膨れ上がり、いつの間にか彼女は“キャラクター”になってしまっていた。
けれどその裏には、「中身は無職で引きこもりの処女なのだから」という痛切なセルフイメージがあり、バズるほどに自分が空っぽであることを強く意識させられていく。
そのギャップに揺れながらも、人に求められる快感は捨てられなかった──そんな危うさがひしひしと伝わってきた。
特に印象に残ったのは、TさんとのDMから始まる一連の流れ。彼の不器用で真面目な姿勢に、ユイさんがふっと気を緩めるところに人間らしさがにじんでいて、あの瞬間だけは“神”でも“演者”でもなく、ただの一人の女性に戻っていたように見えた。
それがゆえに、最後の「オフパコ炎上」のシーンは、皮肉というにはあまりにも残酷だった。自分を受け入れてくれた場所が、同じ熱量で牙をむいてくる。その現実に直面したユイさんの表情が、今も脳裏から離れない。
「童貞」「バズ」「DM」「撮影会」「引きこもり」「居場所」「炎上」――すべてのキーワードが意味を持って繋がっていて、ただのセクシャルな文脈ではなく、“自己表現と承認の迷路”としての物語だったように思う。
たぶんユイさんは、自分を見てくれる誰かが欲しかっただけなんだ。誰でもいいわけじゃなくて、“ちゃんと自分のことを見てくれる誰か”。
そう思うと、この物語はとても切なくて、少し怖くて、でもどこかで希望を感じさせる。
王子様ご乱心レビュー
本作は「ちはや」と「ジョン」という異色の主従関係を軸に展開される、独特な人間模様と力関係の物語です。ちはやは「氷の王子」と呼ばれるカリスマ性を持つ生徒で、冷静沈着で高貴な雰囲気が際立ちます。一方のジョンは、姉ちひろの元ペットという過去を持ち、現在はちはやに仕える存在。だが、その「従順さ」が時にちはやの意図を超えた行動を引き起こし、関係性に微妙なズレや葛藤を生んでいます。
物語の中盤では、ちはやがジョンを「訓練」しようとする姿が描かれますが、予期せぬ展開に自ら翻弄されてしまう様子がコミカルかつ象徴的。ちはやは冷静を装いつつも、感情が先走る場面があり、そこに彼女の人間味と未熟さが垣間見えました。
特に印象的だったのは、終盤に登場するちはやの姉・ちひろの存在。彼女が持つ独特の威圧感と余裕、そしてジョンとの過去が一気に明かされることで、物語に深みと緊張感が加わります。「ペット」という関係性が単なる支配ではなく、血筋や家柄、欲望をも内包した複雑な仕組みとして描かれており、氷室家の“伝統”のようなものも感じられました。
また、ちはやの心の葛藤や、表面上のクールな態度と裏腹な動揺が随所に描かれ、キャラクターとしての奥行きがしっかりと構築されています。
Teaching diaryレビュー
この作品は、街外れの屋敷「ローレス邸」を舞台に、突然「エリカ」という新米メイドが加わることで波紋が広がる群像劇です。エリカは無垢で人懐こく、時に天然さも見せる少女。しかし彼女の登場は単なる新人加入に留まらず、屋敷全体の空気を揺さぶる存在となっていきます。
特に印象的だったのは、エリカが「ご主人様」に対して異様なほどの好意と忠誠心を見せる一方で、他のメイドたちとの間にある緊張感。特にメイド長カトレアの冷静で計算高い視線と、他の古参メイドたちの淡々とした監視の目が対照的で、屋敷に流れる見えない上下関係がじわじわと伝わってきます。
「指輪をいただきますね〜♡」と薬入りのドリンクを差し出しながら笑うエリカの姿は、愛嬌の裏に何かしらの目的を感じさせる演出。実際、睡眠薬を用いて「美しいスイスの指輪」を奪うという行為に及ぶことで、彼女の本性が徐々に浮き彫りになっていきます。
さらに、終盤で語られる「本来は小悪党」「金銭を盗む泥棒」といったバックグラウンドは衝撃的で、単なるコメディではなく、“詐欺師×使用人”という二重構造のドラマ性を感じさせます。
はみだすふたりレビュー
この作品は、オフィスを舞台にした男女の関係性がユニークな角度で描かれており、登場人物の言動やテンションが非常に特徴的です。ヒロインの「朝比奈」は一見しっかり者のように見えつつも、会話や表情から感じられる奔放さや、周囲の視線を意識しない大胆さが印象的でした。特に「コンドーム」という単語が会社の中でも自然に登場してしまうシーンなどは、良くも悪くも常識から外れた世界観で、笑ってしまうようなカオスさがあります。
また、「月島」とのやりとりでは、彼が振り回されながらも最終的にはリードを取る場面もあり、2人の立場や関係が微妙に変化していく様子が見て取れました。終盤の「今からホテル行くぞ」というセリフは衝撃的ですが、それまでの流れを考えると、むしろ2人にとっては自然な展開にも感じられるあたりがこの作品の妙です。
理痴的ヴィーナス【デジタル版限定おまけ付き】はHitomiで見れる?
- 理痴的ヴィーナス【デジタル版限定おまけ付き】はHitomiやhentaiで見れますか?
-
2025年6月時点ではHitomiやhentaiで配信されていないようです。
安心して視聴するならFANZAなどの正規配信サイトを利用するのが安全です。